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院長紹介
院長紹介
日本顎咬合学会(2016年)
演題:
「少数歯残存症例に有効なレジリエンツテレスコープを用いた交差咬合改善義歯」
私は長野県は自然あふれる木曽の無歯科医村で生まれ育ち、地元に貢献したいという想いから故郷の地で開業しました。
私の祖父は村の唯一の歯科医だったのですが、わたしが生まれた年に亡くなりました。以降、わたしの生まれ育った村は無歯科医村になりました。
交通の便が悪くて、村から出るとなると本数の少ない汽車やバスを利用するしかありません。電車の待ち時間も長いので、一番近い歯科医院まで行くのに1時間かかりました。
今でこそ、みんなしっかり歯を磨くようになって、虫歯なども少なくなってきましたが、昔は歯のケアの意識もあまりありませんでしたから、歯が悪くなったら抜いて、入れ歯にすることが普通でした。田舎に行くほどそんな感じでしたので、当時は歯が全然ない人がたくさんいました。
昔から物を作ったりすることが好きだったので、現役で受験したのは工学部です。しかし、浪人して家に帰ってきたときに、地元の友人と話をしたり、祖母と話したりする中で、地元の人の役に立ちたい思いが芽生えて、歯科医師になりました。
「歯に関する悩みから患者さまを解放して差し上げたい。その手助けをしたい。」、その思いを常に胸に抱きながら地域貢献をしてゆきたいと思っております。